過去と他人は変えられないとよくいいます。
だけど、自分が変われば相手も変わる。これも真実です。
なぜなら人間は、人間社会という枠の中で生きているから。
他人との関わりの中で日々生活しているから、相手の態度如何によって対応の仕方が変わるのです。
それによって感情も変わり、好きとか嫌いという気持ちも変化するのです。
そんな事例を一つ。
私が受け持っているクライアントさんから頂いたメールです。
ここでみなさんにご紹介することを許可して下さいました。
こんなに変化するのだと言うことをみんなにも知ってもらいたいと彼女は言っていました。
そのお気持ちをありがたく頂いて、ご紹介させて頂きたいと思います。
なお、お名前と地名などは伏せさせて頂きます。
あの日、お家に帰ってからの出来事を報告させてください♡
母が○○から遊びに来て、そろそろお互い、イライラが募り、
喧嘩勃発してもいい状況になる4日目。
あまりにも4○歳の私に「あれしいや。こうしいや。」と、
無意識に言ってくる母に嫌気がさしてました。
そんな時のゆずはさんの講座。
前回、同じ講座を受けてはいましたが、更にしっくり入ってくる感覚がありました。
私は「相手の立場になって、考えてみる」ということが、なかなか出来ません。
これだけやったんやから…と、見返りを求めたり、思いやることが出来ない自分を責めたり…
だけど、例題「はなこさんのお話」で、自分自身の思い込みで「弟ばっかり」と、
疎外感を感じて、勝手に拗ねてた自分を見つけました。思い込みなんです。
両親は大変な愛情を私にも注いでくれてた…
これは、今回私の家に遊びに来てくれた母と、かなり話をするようになっていたこともあるんですが、
ゆずはさんのカウンセリングや講座を受けてきて、気づけるようになりました。
そして、帰宅。
「ゆっくりしといてね。」って言うても、母は無類の掃除好き。
あちこち、ピカピカにしていてくれました…が!
なんと!私が独身時代に買って、愛着のあるサイドテーブルが(゚o゚;;
バキッと壊れているではありませんか!
私「どっどうしたら、こんなことになるのかな~(-。-;」
母「あっ、これね、天井が汚れてたから、このテーブルの上にお風呂場の椅子を載せて脚立がわりにして、ふいてたんよ。そしたら、お母さん、バランス崩して落ちちゃったのよ。でも、天井綺麗になったでしょ⁉︎」
悪びれることもなく、話す母。
私は心から、母が無事で良かった~☆
きっと、天井を綺麗にすることしか、考えてない(-。-;
落ちたところは、ちょうどベンチ椅子のクッション辺りで、ふわっと落ちたそう。
結果、私の愛着あるサイドテーブルさんが母を守ったって、壊れたんや(-。-;
心の底から、感謝の気持ちが湧き上がってきました。
私「お母さんが怪我しなくて、良かったよ。
天井を綺麗にしてくれたのは、嬉しいよ。ただ、もう、無茶せんといてな。
それと、一応言っとくけど、このサイドテーブル、私が独身時代から使ってる愛着のあるものやねん。
壊れたことは、悲しいわ~でも、お母さんを守ってくれたんやろね。」
母「壊してごめんね。心配かけたね。」
こんな会話になるなんて…☆
以前の私なら、壊れたサイドテーブルを見た瞬間に
「何やったん!なんで壊れてるん!私の大事なテーブルがーーーー!信じられへんわーーーー!」
と、怒り狂ってたと思います。
そして、母は母で自分の正当性を主張して、大げんかになってたのは、間違いありません(^^;;
いや~それがこんな展開に。
もう、びっくりです!
母の立場になってみると…様子はわかるから、自然と前者の会話が出来ました。
ほんまにゆずはさんにお世話になってから、
私自身の家族、周りの方の見方が少しずつ変わってきていることを実感した出来事でした。
感謝しかありません。
ほんまにありがとうございます。
読ませて頂いて心がホッコリしました。
お母さんとの間に温かい空気が流れているのが目に見えるようです。
怒りではなく思いやりを相手に届ける。
そしてちゃんと悲しかった気持ちも素直に伝える。
そうすると相手からも素直な返事が返ってくるんですね。
テーブルが壊れてしまったことは悲しかったけど、
それ以上の大きな喜びや心地よさをきっと手に入れられたんじゃないでしょうか。
お二人のニコニコした笑顔が浮かびます。
ちなみにYさんのお母さんは、Yさんが変化されていったことで、
お母さんにも大変化が起きているそうです。
嬉しい変化の連鎖ですね。
自分の周りをどんな人間関係にするのかは、自分がつくって行けることです。
自分が自分自身をどの様に表現するのかで、相手の受け取り方も変わります。
であれば、
人生心地よい方がいいですね。
Yさん、掲載許可をありがとうございました。
これからもますますお母さんと仲良く、気持ちの良い関係性を築いていって下さいね。