感想をご紹介したいと思います。
カウンセリングってどんなのかなぁ?と思ってらっしゃる方の参考になればと思います。
彼女は夫婦関係のことでカウンセリングが始まりました。
結局同じ所に立ち止まったままのご主人に見切りをつけ、彼女自身の幸せを求めて離婚することになりました。
ですがその経過がとても潔く素晴らしいプロセスでした。
何度も何度も悩み、何度も何度も自分に問いかけ、少しづつ少しづつ心の整理を重ねて行かれました。
そして、彼女自身が離婚の決断をしました。
「彼の事は好きだったけど、この先の私の人生に彼が必要かと自分に問うと、
必要ではないという答えが返ってきます。私は自分自身でしあわせになれます」そんな思いでした。
その後離婚の際に頂いたメールには、このように書かれていました。
「出す前は、結婚式のことや旧宅での楽しかった思い出などが、
文字通り走馬燈のように浮かんできましたが、受理された途端にさーっとすべてが過去になりました。
まるでわたしの両脇を新幹線が走り抜けていったような感覚でした。
今はとても晴れやかで清々しく、これからのもっと楽しい人生に想いをはせています」
そして今彼女は自分の仕事にもやりがいを感じ、様々な事に前向きでとても幸せそうです。
彼女と共に歩ませて頂いた時間は、私にとっても胸が痛くなったり、悲しくなったりと多くの感情を感じる時間でもありました。
その一つ一つが今とても大切な宝物のように思えます。
共に過ごさせて頂けたことに感謝です。
それでは頂いた貴重なご意見をご披露いたします。
まずは、自己肯定感の低さです。
それは母との関係から生まれていたことも気づきました。
自分を守るために、強がったり我慢したり、塀を高く高く作っていました。
もっともっと何かしなければならないと、もがいていたように思います。
それから予想以上に繊細だったということ。繊細イコール弱いと信じていたために、自分の(芸術的なセンスを含めて)繊細さを大きな欠点としてとらえていて、それを認めようとしていませんでした。正義感が強い点も気づきでした。
今あげたことはこれまでのわたしの欠点だったと思っていましたが、欠点は長所でもあるということもゆずはさんからもらった気づきです。
繊細だからオシャレなわたし、とか(笑)。
気づきとは違うかもしれませんが、コミュニケーションの取り方もすごく学ばせて頂きました(これは両国でのセミナーだったかもしれません)。
実際の仕事とか部下へのコーチングにすごく役立っています。
質問⑧の回答も、こんなに努力していたことも、実はできていたことも、周囲からたくさん愛されていたことも、何もかも昔から知っていたような気がするのです。でもそれを決して認めない、自分を否定する癖に気づきました。
そして、夫との関係性。
いろんな気づきがあり、『もういいや、自分の送りたい人生を選ぼう』という、穏やかな感覚。
この出来事は決して無意味ではなかったと思えるようになったこと。
渦中の頃には考えられない境地です。突き抜けた、冬の青空のそうな、パッキーンとした感覚でした。
伝え方も工夫して。するとちゃんと伝わるということが一番役になったように思います。
素直な自分の気持ちを、塀を作らず素直に伝える。
伝わらないのは自分が悪いことだけではないことを知りました。
だからこそ、より相手のことを思いやれるようになった気がします。
自分を認めることはとても難しかったのですが、それができるようになったことは、とても大きな変化だと実感しています。
自分を認めたら、他人を認めることができるようになる。
周囲にたくさんの味方ができました。
ゆずはさんにお話ししていたように、私は自分を手助けして頂く人をずっと探して、いろいろなカウンセラーさんとコンタクトを取りました。
その中で、わたしが求めていた人は、この人だ!と感じたのです。
その直感は間違っていませんでした。
価格設定が手頃なこと、時間設定、スカイプ利用だったことなども良かったです。
むしろ、スカイプの方がよかったと思うこともありました。気兼ねなく泣けましたから。
画像があると、すっぴんはまずいよな、とか余計なところに気を回してしまいました。
でもネコに会ってもらうことができたのはちょっぴりうれしかったです。
そうそう、夫がいなかったことも長く続けられる理由でした、間違いなく!
そんなときは、わたしはゆずはさんの望んでいる方向に行っていないのだろうか、とか、ゆずはさんの納得してもらう答えを言わなくちゃ、などと考えてしまいました。
また、今日はこの話をしたい、と思っても、つい前置きが長くなり、方向が逸れて別の話題が中心になってしまったことがありました。
でもそれは、セッションが終わるともう小さなことになっていることが多かったので結果としてはその方向で良かったのでしょう。
夫のことについて、「もういいや」と思えるようになったことは、何と清々しいことなんでしょう。
少し前までは夫はわたしと離婚をしたくないんだろうと思い、離婚届が届かなくても夫の気持ちだから、なんて思っていました。でも「もういいや」という気持ちがポンと出てきてからは、そんな夫の気持ちすら、どうでもいいや、と思います。
これが、抜ける、ってことなんですね。
仕事のこと、姉とのこと、病気のこと、、、神様は容赦なくわたしの目の前に問題を並べてくれます。
『苦しみの中から手に入れたしなやかな強さが今後もAさんを一番良い状態へと導いてくれることと信じています。
今の心のように、何事もご自分と相談をなさって歩いて行って下さいね。』
という言葉を忘れないようにしていきたい。
本当にお名残惜しいのですが、ここで一区切り、ゆずはさんのもとから卒業。
またいつか、ぜひお目にかかって酌み交わしながら語り合いたいです。
万が一、こけそうになったら、遠慮なくSOSを出しますので、その際はどうぞよろしくお願いいたします^^。
丁寧な感想を本当にありがとうございました。
少しだけ注釈をさせて頂くと、私がカウンセリング中に苛立っていると感じられたようですが、そう感じられたのなら本当に申し訳ないと思います。多分その時私が感じていたものは、「自分の力の無さ」だろうと思います。
暗闇の中をどこから抜ければいいのだろう?と私も手探り状態でした。
ですので、「こっちだよ」と上手にその道を探すことが出来なくて、道しるべを探していたと思います。
まだまだ未熟な私ですが、信じて下さったこと、パートナーに選んで下さったこと、とても嬉しく思っています。
これからの人生が笑顔に満ちていますように♡