個人カウンセリングについて

カウンセリングルーム i の考え

感情は人が進化する過程において生存のために備わったプログラム

カウンセリングルーム iでとても大切にしている思いです。
この考えのもと、感情に注目したカウンセリングを行っています。

感情は私達に様々な事を感じさせます。
時には喜びを。また時には悲しみや寂しさを。

ポジティブな感情を感じているときは幸せに感じ、ネガティブな感情を感じているときにはひどい落ち込みを感じたりします。

子供の頃はその感情を無邪気にそのまま感じ、表現していました。
ですが成長するにつれ上手に隠すことを私達は覚えます。

それは傷つくことから自分を守るための方法でもあるのですが、 嫌な感情を感じないようにすると嬉しいことも楽しいこともあまり感じなくなるのです。

その結果、自分が何のために生きているのかわからなくなったり、自分のやりたいことが見えなくなったり、また自分が何を考えているのかさえもわからなくなったりするのです。

カウンセリングの流れについて

  1. 初回面談:面接の進め方の説明、これまでの経緯や家族関係、 今抱えている問題点や必要と感じていることなどをお聞かせいただきます。またカウンセリングのゴールとする目標を一緒に決めていきます。
  2. 2回目以降:扱いたいテーマを話していただきながら感情に焦点を当てていきます。それによって問題を明確にし、ご自分の中にある答えを一緒に探して整理をしながら目標に向かっていきます。

カウンセリングでの問題の捉え方と進め方

人は悲しんだり傷ついたりするうちに、知らない間に身につけてしまった考え方や行動の癖があります。そういったものは一つのパターンとして、自分では気がつかないうちに出てしまいます。

カウンセラーと一緒に感情を見つめて行くことで、その癖に気がつき、その癖が自分を守ることに役立っていたと同時に、自分に問題をもたらしていたことへの理解が深まっていきます。

自分自身の理解を深め、自分の行動や考え方を自分で選択していく、自分の取扱説明書をカウンセラーと共同作業で作っていきます。